どうも、だいちです(´-`)
「読みたい本はあるけど読むのに時間がかかりすぎてなかなか手が付けられない。。。」
って人は多いと思います。
僕自身、読書スピードが遅く、200ページくらいの本を4時間くらいかけていましたが、『遅読家のための読書術』を読んでからは半分くらいの時間で本を読めるようになりました。
読書スピードを速くするにはもっと楽に読むといいですよってことを『遅読家のための読書術』の内容をまじえてお伝えします。
読むのが遅い理由
そもそも本を速く読める人と読めない人の違いはなんだと思いますか?
この本ではこのように書かれています。
「「本を速く読める人 」と 「遅くしか読めない人 」がいるのではありません 。 「熟読の呪縛から自由な人 」と 「それにまだとらわれている人 」がいるだけなのです 。」
—『遅読家のための読書術』印南 敦史著
単純に読み進めるのが速いとかそういうのではなく、熟読している人とそうでない人の違いということ。
読むスピードが遅いのではなく、熟読の呪縛が邪魔をしているから読むのが遅くなるんです。
1回の読書に期待しすぎない
熟読してしまう人は、せっかく買った本だからしっかり読んで記憶しないといけないって思っているんじゃないでしょうか。
一回考えてみて欲しんですが、
今まであなたが熟読してきた本の内容ってしっかり覚えてますか?
ぼんやりと印象的だったところを覚えてるくらいじゃないでしょうか。
書かれていたことをしっかり記憶してないと思います。
経験からも分かるとおり頑張って熟読しても覚えているところなんてほんの少しです。
なので一回の読書で全てを吸収するなんて無理。
熟読して覚えたつもりになっているだけなんです。
この本では読書の価値をこのように書いてます。
「読書の本当の価値は 、書かれていることの 「 1 0 0 %を写しとる 」ことではなく 、価値を感じられるような 「 1 %に出会う 」こと」
—『遅読家のための読書術』印南 敦史著
本の中身が100%あなたが欲しているものということはないです。
100%の中から印象的に残る1%に出会えたら、その本を読んだ価値はあったのではないでしょうか。
音楽を聴くように読む
本を読むぞ!って肩に力が入ると読書がストレスだし楽しくないですよね。
なぜそうなってしまうのか。
「読書を勉強」だととらえているから。
著者は聴くことと読むことは同じようなものと捉え、読書も音楽を聴くようにもっとカジュアルに楽しむべきとのこと。
この本では音楽の価値をこのように書いています。
「音の配列をすべて記憶しているとか 、楽器で完璧に再現できるとか 、歌詞を暗記しているといったことは 、音楽を聴く本来の目的ではないはず 。そうではなく 、聴いた結果として自分の中に生まれたものが 、その音楽の根本的な 「価値 」なのです 。」
—『遅読家のための読書術』印南 敦史著
音楽を楽しむときに一音も聴き逃さずに覚えるぞ!って人はいないですよね。
もっと気楽に聴いて、気に入ったフレーズがふと出てくる感じです。
本も同じように力を抜いて楽しみましょう。
先ほども書いたとおり、いくら熟読したって記憶できません。
さらっと流し読みくらいでよくて、そのなかで印象的な1文を見つけることが読書を楽しむ醍醐味です。
読む本を選ぶ
さらっと速く読む本は選ばなければいけません。
小説などストーリーがある本は流し読みしちゃうと話がわからなくなりますよね。
映画とかアニメとか早送りでみたらよくわからないですよね、それと同じです。
速く読む本とはどんなのかをこのように書いています。
「どこから読んでも相応の価値を見出せる 「切れ目 」が多いことは 、 「速く読める本 」の特徴」
—『遅読家のための読書術』印南 敦史著
主にビジネス書などがこれにあたります。
章ごとに話が完結するので流し読みしてて急に話がわからなくなることがありません。
リズムよく読めるタイプの本です。
なんでもかんでも速く読むのではなくちゃんと選ぶ必要がありますので注意しましょう。
さいごに
ざっくりと本の内容をまじえながら、熟読はしないようにすると速く読めるようになることを書いてきました。
本は「勉強」から「楽しむもの」という考えに切り替えて、読書を読みましょう!
細かい速く読むテクニックとか習慣化するためにはどうしたいいかとかも本には書かれているので、少しでも気になったら読んでみてください。
(良き読書ライフを。。。)